ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』

IMG_3093.jpeg

2020年6月に刊行された訳書、ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』(小学館)をご紹介します。

https://www.shogakukan.co.jp/books/09356719

18世紀末を舞台にした歴史ミステリ。激動の時代、貧しく荒々しいストックホルムで、対照的な男ふたりがタッグを組んで殺人事件の捜査に挑みます。物語というもののパワーを感じさせる小説です。個人的に、歴史小説がとても好きで、スウェーデンで良い歴史ミステリが出ないかなーーと長らく思っていたので、とりわけ充実感があって楽しいお仕事でした。

こちらで試し読みができます。(以下リンク)

http://shogakukan.tameshiyo.me/9784093567190

さらに、こちらで『1793』の舞台、現在に残る18世紀末のストックホルムなどを紹介させていただきました。当時の歴史的背景や、地名を漢字で表現した試みについても、少し書いています。本を読んでからでも読む前でも、ぜひご覧ください。

https://www.shosetsu-maru.com/node/1264

各所でご紹介いただきました。

http://honyakumystery.jp/11557

http://honyakumystery.jp/11992

http://honyakumystery.jp/11832

http://www.webdoku.jp/newshz/sugie/2019/07/20/184827.html

おまけ。翻訳中のBGMを紹介したtwitterのスレッド♫

https://twitter.com/miho_hh/status/1136257182197043200

Previous
Previous

Our Body Issue : 5 female stories of Nordic literature  北欧の本にみる「女性の身体」

Next
Next

New Swedish Books Spring 2019